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java:top [2021/02/23 14:35] y2sunlight [Open SKD] |
java:top [2021/02/23 16:02] y2sunlight [Oracle OpenJDK] |
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Javaを使ったオープンソース・ソフトウエアは数多く存在し、PHPを取り巻く開発環境を揃える上でもJavaは無くてはならない存在です。 | Javaを使ったオープンソース・ソフトウエアは数多く存在し、PHPを取り巻く開発環境を揃える上でもJavaは無くてはならない存在です。 | ||
- | Javaという名称は、プログラミング言語の名前であると共に、ソフトウェアプラットフォームの名前でもあります。本編で興味のあるのは、プログラミング言語ではなく、ソフトウェアプラットフォームの方です。Javaの歴史は、1990年12月にSun Microsystems社が、新しいプログラミング言語として開発を開始しましたことから始まります。1996年1月に JDK(Java Development Kit)1.0 がリリースされた後、順調に進化を遂げ、現在では世界中の基幹システムで使われています。 | + | Javaの歴史は、1990年12月にSun Microsystems社が、新しいプログラミング言語として開発を開始しましたことから始まります。Javaという名称は、プログラミング言語の名前であると共に、ソフトウェアプラットフォームの名前でもあります。本編で興味のあるのは、プログラミング言語ではなく、ソフトウェアプラットフォームの方です。 |
- | '' | + | Java のプログラム開発環境一式のことを、'' |
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+ | 2017年9月にリリースされた '' | ||
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- | 但し、開発、テスト、プロトタイプ作成、及びデモンストレーションを目的とした非商用、非本番利用のみの利用に関してはこれまで通り無償で利用できます。 | + | 但し、開発、テスト、プロトタイプ作成、及びデモンストレーションを目的とした非商用、非本番利用のみの利用に関してはこれまで通り無償でLTSリリースが利用できます。 |
ダウンロードサイト: | ダウンロードサイト: | ||
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+ | また、Oracle JDKと同等な機能の提供を無償で受けたい場合は、後述の Oracle OpenJDKが利用できますが、Oracle OpenJDK にはLTSリリースは存在しません。 | ||
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+ | このように、2018年9月にOracle社が発表した有償契約LTS制度は大きな話題となりました。「有償化」にだけに目を向けると、決して歓迎できない印象も受けますが、見方を変えると、無償提供のOpen JDKに、有償のLTS(長期間サポート)が選択できるようになっただけと考えることもできます。いずれにしても Java 利用者としては、選択の時代が来たことに間違いはないと思います。 | ||
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===== OpenJDK ===== | ===== OpenJDK ===== | ||
- | OpenJDK(Open Java Development Kit) は、2006年に Sun Microsystems社が始めた Java SEの仕様に基づくJavaのオープンソース実装で、商用利用による制限はありません。OpenJDK は Oracle社をはじめ、他のグループからもリリースされており、Oracle JDKの商用利用の有償化に伴い注目される存在になりました。 | + | OpenJDK(Open Java Development Kit) は、2006年に Sun Microsystems社が始めた Java SEの仕様に基づくJavaのオープンソース実装です。[[https:// |
==== Oracle OpenJDK ==== | ==== Oracle OpenJDK ==== | ||
- | Oracle社からリリースされている OpenJDK は Oracle OpenJDK と呼ばれています。JKD11からはOracle OpenJDKは 有償サポートの Oracle JDK と機能的にはほぼ同一のものになっています。但し、そのサポート期間は有償サポートの Oracke JDK とは異なり次のバージョンの公開までです。従って、使い続けるには、こまめにバージョンアップを続ける必要があります。(セキュリティ上、推奨できることではありませんが、バージョンアップしなくても使う事はできます)。現在、Oracle OpenJDK は有償の | + | Oracle社からリリースされている OpenJDK は Oracle OpenJDK と呼ばれています。JKD11からはOracle OpenJDKは 有償サポートの Oracle JDK と機能的にはほぼ同一のものになっています。但し、そのサポート期間は有償サポートの Oracke JDK とは異なり次のバージョンの公開までです。従って、使い続けるには、こまめにバージョンアップを続ける必要があります。(セキュリティ上、推奨できることではありませんが、バージョンアップしなくても使う事はできます)。現在、Oracle OpenJDK は Oracle JDK と同じく半年毎にバージョンアップされています。 |
ダウンロードサイト: | ダウンロードサイト: | ||
* [[http:// | * [[http:// | ||
- | ==== Oracle社以外の | + | ==== Oracle社以外の |
- | Oracle社以外の | + | Oracle社以外の |
- | * Adopt Open JDK | + | * Adopt OpenJDK |
* Amazon Corretto | * Amazon Corretto | ||
- | Adopt Open JDK は、コミュニティ主導で運営されているJDKのビルドファームで、IBMやAzul Systemsなどベンダーからサポートされています。主要なOS向けのJDK8(LTS)、JDK11(LTS) 及び最新版のJDK15がリリースされています。尚、2020年6月 Adopt Open JDKプロジェクトはEclipse Fundation へ合流することが発表されています。 | + | Adopt OpenJDK |
Amazon Correttoは、AmazonのAWS上で使用できるJDK8(LTS)、JDK11(LTS) 及び最新版のJDK15がリリースされています。また、Linux、Windows、macOSなどのサポートも行われています。 | Amazon Correttoは、AmazonのAWS上で使用できるJDK8(LTS)、JDK11(LTS) 及び最新版のJDK15がリリースされています。また、Linux、Windows、macOSなどのサポートも行われています。 | ||
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ダウンロードサイト: | ダウンロードサイト: | ||
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