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mariadb:10.4:server-info [2019/10/21 15:01] tanaka [データベースに関する情報] |
mariadb:10.4:server-info [2020/11/19 16:56] y2sunlight [概要] |
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行 1: | 行 1: | ||
- | > **本編は投稿中です。しばらくお待ち下さい。** | + | ====== MariaDB10.4 サーバ情報の取得 ====== |
+ | phpMyAdmin 4.9.0.1 (MariaDB 10.4.6) | ||
- | ---- | ||
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- | ====== MariaDB10.4 サーバ情報の取得 ====== | ||
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関連記事 | 関連記事 | ||
- | * [[xampp: | ||
* [[mariadb: | * [[mariadb: | ||
* [[mariadb: | * [[mariadb: | ||
行 15: | 行 12: | ||
* MariaDB10.4 サーバ情報の取得 | * MariaDB10.4 サーバ情報の取得 | ||
* [[mariadb: | * [[mariadb: | ||
+ | |||
+ | 以下「MySQL」は「MariaDB」に読み替えて下さい。 | ||
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- | 前の「システム変数の参照と変更」ではSHOW VARIABLESを使ってシステム変数を参照しましたが、SHOW文にはこれ以外にもサーバに関するいろいろな情報を提供する形式があります。以下では、トランザクションに関係するストレージエンジン(テーブルタイプ)や文字セット関連のサーバ情報を取得してみます。 | + | ===== 概要 ===== |
+ | |||
+ | 前の | ||
尚、SHOW文については以下を参照して下さい。 | 尚、SHOW文については以下を参照して下さい。 | ||
- | > http:// | + | > https:// |
+ | |||
+ | \\ | ||
- | ストレージエンジンに関する情報 | + | ===== ストレージエンジンに関する情報 |
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 36: | 行 39: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
[{{: | [{{: | ||
- | SHOW ENGINESはストレージエンジンに関する情報を表示します。この表示から、InnoDBがデフォルトのストレージエンジンである事が分かります。デフォルトのストレージエンジンは、CREATE TABLEで使用されるデフォルトのテーブルタイプです。本編では、サーバオプションファイル(my.ini)のmysqldセクション中でデフォルトのストレージエンジンを指定しています。 | + | SHOW ENGINESはストレージエンジンに関する情報を表示します。この表示から、InnoDBがデフォルトのストレージエンジンである事が分かります。デフォルトのストレージエンジンは、CREATE TABLEで使用されるデフォルトのテーブルタイプです。デフォルトのストレージエンジンは、サーバオプションファイル(my.ini)のmysqldセクション中で変更することができます。 |
<code ini> | <code ini> | ||
- | default-storage-engine=InnoDB | + | default-storage-engine=Aria |
</ | </ | ||
行 49: | 行 52: | ||
<code sql> | <code sql> | ||
- | set storage_engine=MyISAM; | + | set storage_engine=Aria; |
</ | </ | ||
行 55: | 行 58: | ||
<code sql> | <code sql> | ||
- | CREATE TABLE syain( ・・・ ) ENGINE = MyISAM; | + | CREATE TABLE syain( ・・・ ) ENGINE = Aria; |
</ | </ | ||
- | ==== 文字セットに関する情報 ==== | + | \\ |
+ | |||
+ | ===== 文字セットに関する情報 | ||
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 70: | 行 75: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
[{{: | [{{: | ||
行 80: | 行 85: | ||
Maxlenカラムは1文字を格納するに要する最大のバイト数を表しています。 | Maxlenカラムは1文字を格納するに要する最大のバイト数を表しています。 | ||
- | ==== データベースに関する情報 ==== | + | \\ |
+ | |||
+ | ===== データベースに関する情報 | ||
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 90: | 行 97: | ||
<file sql svinfo3.sql> | <file sql svinfo3.sql> | ||
SHOW CREATE DATABASE test; | SHOW CREATE DATABASE test; | ||
- | SHOW CREATE DATABASE | + | SHOW CREATE DATABASE |
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果=== |
[{{: | [{{: | ||
- | SHOW CREATE DATABASEはデータベースの作成情報を表示します。上の表示から、データベースtestの文字セットはutf8で、test_sjisの方はsjisという事が分かります。本例では、test_sjisは以下のSQL文で作成しました。 | + | SHOW CREATE DATABASEはデータベースの作成情報を表示します。上の表示から、データベースtestの文字セットはlatin1で、test_utf8の方はutf8という事が分かります。本例では、test_utf8 |
<code sql> | <code sql> | ||
- | CREATE DATABASE | + | CREATE DATABASE |
</ | </ | ||
- | ==== テーブルに関する情報 ==== | + | \\ |
+ | |||
+ | ===== テーブルに関する情報 | ||
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 113: | 行 122: | ||
<file sql svinfo4a.sql> | <file sql svinfo4a.sql> | ||
USE test; | USE test; | ||
- | SET storage_engine = MyISAM; #この設定は有効です | + | SET storage_engine = Aria; -- この設定は有効です |
- | SET character_set_database = sjis; #この設定は無意味です | + | SET character_set_database = sjis; -- この設定は無意味です |
DROP TABLE IF EXISTS syain; | DROP TABLE IF EXISTS syain; | ||
行 126: | 行 135: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
- | TODO:画像貼り付け | + | [{{:mariadb: |
SHOW CREATE TABLEはテーブルの作成情報を表示します。この例題での興味ある情報はテーブル作成時のオプション(ENGINとDEFAULT CHARSET)です。 | SHOW CREATE TABLEはテーブルの作成情報を表示します。この例題での興味ある情報はテーブル作成時のオプション(ENGINとDEFAULT CHARSET)です。 | ||
- | システム変数storage_engineをMyISAMに変更しているのでsyainテーブルはMyISAMで作成されています。storage_engineを変更しなければInnoDBで作成されます。ストレージエンジンの変更はCREATE TABLEのオプションで指定する事もできます。 | + | システム変数storage_engineをAriaに変更しているのでsyainテーブルはAriaで作成されています。storage_engineを変更しなければInnoDBで作成されます。ストレージエンジンの変更はCREATE TABLEのオプションで指定する事もできます。 |
<code sql> | <code sql> | ||
- | CREATE TABLE syain( ・・・ ) ENGINE = MyISAM; | + | CREATE TABLE syain( ・・・ ) ENGINE = Aria; |
</ | </ | ||
行 144: | 行 153: | ||
</ | </ | ||
- | 以下は、sjisを文字セットに利用しているデータベース(test_sjis)を使った実行例です。 | + | 以下は、utf8を文字セットに利用しているデータベース(test_utf8)を使った実行例です。 |
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 152: | 行 161: | ||
<file sql svinfo4b.sql> | <file sql svinfo4b.sql> | ||
- | USE test_sjis; | + | USE test_utf8; |
DROP TABLE IF EXISTS syain; | DROP TABLE IF EXISTS syain; | ||
行 164: | 行 173: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
+ | |||
+ | [{{: | ||
- | TODO: | + | テーブル作成時のオプション(ENGINとDEFAULT CHARSET)は、ストレージエンジンがInnoDB、文字セットがutf8になり、全てデフォルト値が有効になっています。 |
- | テーブル作成時のオプション(ENGINとDEFAULT CHARSET)は、ストレージエンジンがInnoDB、文字セットがsjisになり、全てデフォルト値が有効になっています。 | + | \\ |