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--- mroonga:10.7:tutorial [2020/11/10 16:50]
y2sunlight [スニペット]
+++ mroonga:10.7:tutorial [2020/11/10 17:56] (現在)
y2sunlight [クエリ展開]
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 </code>
-検索結果内の指定されたキーワードを強調表示して、キーワード周辺のテキストを表示します。全体を ''<nowiki><div class = "snippet"></nowiki>'' と ''<nowiki></div></nowiki>'' で、各キーワードを ''<nowiki><span class = "keyword"></nowiki>'' ... ''<nowiki></span></nowiki>'' で囲み、HTMLの特殊文字はエスケープされるので、結果をそのままHTMLで出力できます。
+検索結果内の指定されたキーワードを強調表示して、キーワード周辺のテキストを表示します。全体を ''<nowiki><div class = "snippet"></nowiki>'' と ''<nowiki></div></nowiki>'' で、各キーワードを ''<nowiki><span class = "keyword"></nowiki>'' と ''<nowiki></span></nowiki>'' で囲み、HTMLの特殊文字はエスケープされるので、結果をそのままHTMLで出力できます。
 より詳細な設定をしたい場合は、次の ''mroonga_snippet'' 関数を使用します。
@@ 行 426: / 行 426: @@
     , 1                  -- 先頭の空白を無視する(1)か否(0)か
     , 1                  -- HTMLエスケープを行うか(1)か否(0)か
-    , '...'              -- スニペットの開始テキストと終了テキスト
+    , '...'              -- スニペットの開始テキスト
-    , '...'              -- スニペットの開始テキストと終了テキスト
+    , '...'              -- スニペットの終了テキスト
     , '明日', '<span class="keyword">', '</span>'  -- キワード,キワードの開始テキスト,ワードの終了テキスト
     , '天気', '<span class="keyword">', '</span>'  -- 同上
@@ 行 449: / 行 449: @@
 \\
-==== クエリ展開 (同義語/関連語展開) ====
+==== クエリ展開 ====
-https://mroonga.org/ja/blog/2017/10/12/mroonga-7.07.html
+Mroongaのクエリ展開機能は、同義語や関連語を展開して検索する場合に利用できます。
-の使い勝手が良かった
+まずは、以下のような関連語テーブルを準備します。以下の例では、検索対象周辺の都道府県を持つ関連語テーブルを例として使用しますが、同義語テーブルなどが一般的かもしれません。
 <code sql>
+CREATE TABLE area (
+  name varchar(255),
+  pref varchar(255),
+  INDEX (name)
+) ENGINE = Mroonga COLLATE utf8_unicode_ci;
+INSERT INTO area VALUES ('東京', '東京 神奈川 埼玉');
+INSERT INTO area VALUES ('神奈川', '神奈川 東京 静岡');
+INSERT INTO area VALUES ('大阪', '大阪 京都 兵庫');
+INSERT INTO area VALUES ('京都', '京都 大阪 滋賀');
 </code>
+このようなテーブルを準備することによって、「東京」、「神奈川」、「埼玉」の何れが検索語として指定されても「東京」がヒットするようになります。尚、この例のように、''pref'' には自分自身の都道府県の名前も含める必要があります。
+=== mroonga_query_expand関数 ===
+次のユーザ定義関数を ''MATCH AGAINST'' 関数内で使って、クエリ展開機能（この例では関連語展開検索）が利用できます。
+<code>
+mroonga_query_expand(table, term, synonyms, query);
+</code>
+  * ''table'' には 同義語や関連語を定義するテーブル名を指定します。
+  * ''term'' には 検索対象語句を保持する ''table'' 内のカラム名を指定します。
+  * ''synonyms'' には 同義語や関連語を保持する ''table'' 内のカラム名を指定します。
+  * ''query'' には 通常の ''MATCH AGAINST'' 関数で使用する検索条件を指定します。
+例
+<code sql>
+SELECT * FROM diaries
+  WHERE MATCH(content) AGAINST(mroonga_query_expand("area", "name", "pref", "+明日 +天気 +東京") IN BOOLEAN MODE)
+-- または
+SELECT * FROM diaries
+  WHERE MATCH(content) AGAINST(mroonga_query_expand("area", "name", "pref", "+明日 +天気 +神奈川") IN BOOLEAN MODE)
+</code>
+上の２つは以下の同じ検索結果を表示します。
+<code sql>
+明日の東京都の天気は晴れでしょう。
+</code>
+詳しくは、Mroongaの[[https://mroonga.org/ja/blog/2017/10/12/mroonga-7.07.html|ドキュメント]]を参照して下さい。
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