====== SourceTree ====== Version 3.3.8 --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2020-06-08// [[git2:client:windows|Git Windowsクライアント に戻る]] Gitを利用するにあたりGUIクライアントは最低1つは用意しておきたいところです。本編では、高機能で実績の豊富な [[https://www.sourcetreeapp.com/|Sourcetree]] を推奨します。 SourceTree は、アトラシアン(Atlassian)社が提供するGit/Mercurial向けのGUIクライアントで、[[https://bitbucket.org/|Bitbucket]]、[[https://github.co.jp/|GitHub]] などのGitのホスティングサービスは勿論、社内のGitサーバなどどんなGitリポジトリにも対応しています。SourceTree は gitコマンドのファサードとして機能するので、GUI操作とGitコマンドは連動しておりGitコマンドの実行が分かり易い仕組みになっています。 尚、SourceTree は無料で使用できますが、Bitbucket のアカウントが必要になります。他のGUIをお探しの方は、git-scm.com に各種Git GUIクライアントのダウンロード用の[[https://git-scm.com/download/gui/windows|リンク]]があるので、その中から気に入ったものを探して下さい。筆者としては、[[https://www.gitkraken.com/|GitKraken]] や [[https://tortoisegit.org/|TortoiseGit]] も推奨しています。 クライアント環境 * Windows10 Pro 関連記事 * [[git2:client:windows:git-for-windows|Git for Windows (Git Bash)]] * SourceTree * [[git2:client:windows:eclipse|Eclipse EGitプラグイン]] リンク * [[https://www.sourcetreeapp.com/|SourceTree]] --- SourceTreeの本家 ---- ===== パッケージの入手 ===== SourceTree のサイト( [[https://www.sourcetreeapp.com/]] )にアクセスします。 [{{:git2:client:windows:sourcetree01.png?nolink|}}] ■ 画面左の[Download for Windows]をクリックすると、以下のインストーラがダウンロードされます(2020-06-08時点)。 インストーラ
C:\Users\{ユーザ名}\AppData\Local\SourceTree\SourceTree.exe
ここにある SourceTree.exe のショートカットをデスクトップに作って起動するようにします。また、右クリックで[スタートメニューにピン留めする]こともできます。
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===== 簡単な使用例 =====
==== 初期設定 ====
Gitを使う上で、ユーザ名とメールアドレス最小限の設定は、ユーザ名とメールアドレスを入力する事です。
メニューで[ツール][オプション]を選択します。
[{{:git2:client:windows:sourcetree20.png?nolink|}}]
■ ユーザ名とメールアドレスを入力して[OK]ボタンを押して下さい。
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==== クローンする ====
[{{:git2:client:windows:sourcetree21.png?nolink|}}]
■ 最初の入力欄(元のパス/URL)にリポジトリのURLを入力します。\\
■ フォーカスを下の欄に移動すると、他の欄が自動で入力されます。
* 元のパス/URL --- リモートリポジトリのURL
* 保存先のパス --- クローンする場所。デフォルトはユーザのドキュメントフォルダ内です
* 名前 --- リポジトリを識別するための任意の名前です
* チェックアウトするブランチ --- URLが認識されるとブランチのリストが表示されます
[{{:git2:client:windows:sourcetree22.png?nolink|}}]
■ [クローン]ボタンを押すとポジトリからプロジェクトがチェックアウトされます。
[{{:git2:client:windows:sourcetree23.png?nolink|}}]
■ クローンが終わるとHistory画面が表示されます
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==== インデックスに追加する ====
プロジェクト内のファイルが変更されたら画面左上の[コミット]アイコンの上に数字が表示されます。左上ペインの[ファイルステータス]をクリックして下さい。
[{{:git2:client:windows:sourcetree25.png?nolink|}}]
■ 変更・追加・削除されているファイルが[作業ツリーのファイル]に現れます。\\
■ インデックスに追加するファイルの右横の[+]アイコンをクリックして下さい。\\
■ 全てのファイルを追加する場合は、[全てインデックスに追加]をクリックすることもできます。
[{{:git2:client:windows:sourcetree26.png?nolink|}}]
■ インデックスに追加されいるファイルは[Indexにステージしたファイル]に現れます。\\
■ インデックスから除外する場合は、ファイルの右横の[-]アイコンをクリックして下さい。\\
■ 全てのファイルを除外する場合は、[全てインデックスから除く]をクリックすることもできます。
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==== コミットする ====
左上ペインの[ファイルステータス]をクリックして下さい。インデックスに追加されいるファイルは[Indexにステージしたファイル]に現れます。
[{{:git2:client:windows:sourcetree27.png?nolink|}}]
■ コメントを入力して[コミット]ボタンを押します。
> コミットするのを止め、プロジェクトを修正前の元の状態に戻す場合は、画面上の[破棄]アイコンをクリックして下さい。
[{{:git2:client:windows:sourcetree27.png?nolink|}}]
■ コミット直後の画面です。\\
■ プロジェクトの修正がない場合はファイルステータス画面はクリアされています。\\
■ コミット済のファイルがある場合、画面上の[プッシュ]アイコンの上に数字が表示されます。
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==== プッシュする ====
コミット済のファイルがある場合、画面上の[プッシュ]アイコンの上に数字が表示されます。[プッシュ]アイコンをクリックして下さい。
[{{:git2:client:windows:sourcetree29.png?nolink|}}]
■ そのままで、[プッシュ]ボタンを押して下さい。
* プッシュ先 --- origin:クローンしたリポジトリURLが表示されています。
* プッシュするブランチ --- プッシュ対象のローカルブランチ(master)を選択します。
* リモートブランチ --- master:クローンしたブランチを選択します。
[{{:git2:client:windows:sourcetree30.png?nolink|}}]
■ プッシュ後の画面です。\\
■ [プッシュ]アイコンの上の数字が消えます。
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