既にXAMPP(Apatch/MariaDBなど)のサービスが登録されている場合、新しいXAMPPのインストール前にその登録を解除しておく必要があります。コントロールパネル( xampp-control.exe )を管理者権限で起動します。
{XAMPP Install Folder}\xampp-control.exe
■ ApacheとMariaDBの[Stop]を押してサービスを停止します。
■ ApacheとMariaDBの[Service]のチェック(緑の×印)をクリックします。
(チェックが赤の時は不要です)
■ サービス登録が解除(チェックが赤の×印)されている事を確認して下さい。
Apache Friends の日本語サイト( https://www.apachefriends.org/jp/ )にアクセスします。
■ 画面上部のメニュー[ダウンロード]をクリックします。
■ Windows向けXAMPP 内の [その他ダウンロード]ボタンを押します。
■ [ XAMPP Winodws ]を選択します。
■ [ 7.3.15 ]を選択します。
■ 以下のパッケージの何れかを選択します。
1.はインストーラを使って自動インストールする場合に選択して下さい。
2.は手動インストールする場合に使って下さい。
ここでは、インストーラを使用したインストールについて説明します。ユーザアカウント制御(UAC)をアクティブにしているPCでお使いの方にはこの方法をお薦めします。
先にダウンロードした xampp-windows-x64-7.3.15-0-VC15-installer.exe を実行します。
■ ユーザーアカウント制御(UAC)がアクティブなPCを使用している場合は、上のメッセージが表示されます。このメッセーが出た場合は、ApacheyやMariaDBのサービス登録時などに管理者権限が必要になります。
■ [Next>]ボタンを押します。
■ インストールするコンポーネントを選択します。分からない場合は全て選択して下さい。本サイトでは、FTPサーバ(FileZilla FTP Server)、メールサーバ(Mercury Mail Server)及びTomcatは使用しないので除外しています。
■ XAMPPをインストールするフォルダを選択します。本編では、以下にインストールします。
D:\usr\xampp7.3.15
これ以降は、インストーラの指示に従って進んで下さい。最後に次の画面が出ます。
■ [Do you want to start the Control Panel now?] のチェックを外して[Finish]ボタンを押します。
自動インストール後は、コントロールパネルの起動 へ進んで下さい。
ここでは、手動インストールの方法について説明します。特別な理由がない場合は、インストーラ(xampp-windows-x64-7.3.15-0-VC15-installer.exe)による方法をお薦めします。
setup_xampp.batの起動
コマンドプロンプトを起動して、XAMPPのインストールフォルダ(本編の例では:D:\usr\xampp7.3.15)に移動後、setup_xampp.batを起動します。
D:\>cd usr/xampp7.3.15 D:\usr\xampp7.3.15>setup_xampp.bat ################################# START XAMPP TEST SECTION ################################# [XAMPP]: Test php.exe with php\php.exe -n -d output_buffering=0 --version ... PHP 7.3.15 (cli) (built: Feb 18 2020 12:45:47) ( ZTS MSVC15 (Visual C++ 2017) x64 ) Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group Zend Engine v3.3.15, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies [XAMPP]: Test for the php.exe successfully passed. Good! ################################# END XAMPP TEST SECTION ################################### ######################################################################## # ApacheFriends XAMPP setup win32 Version # #----------------------------------------------------------------------# # Copyright (c) 2002-2020 Apachefriends 7.3.15 # #----------------------------------------------------------------------# # Authors: Kay Vogelgesang <kvo@apachefriends.org> # # Carsten Wiedmann <webmaster@wiedmann-online.de> # ######################################################################## Configure XAMPP with awk for 'Windows_NT' Updating configuration files ... please wait ... DONE! ##### Have fun with ApacheFriends XAMPP! ##### 続行するには何かキーを押してください . . . D:\usr\xampp7.3.15>
■ [Have fun with ApacheFriends XAMPP!]のメッセーが出力されたら成功です。
XAMPPでインストールしたApacheとMariaDBのサービス登録や起動は、付属している以下のコントロールパネルで行うことができます。
{Install Folder}\xampp-control.exe
コントロールパネル( xampp-control.exe )を管理者権限で起動します。管理者権限で起動する方法はいくつかありますが、エクスプローラでxampp-control.exeを選択後、右クリックして[管理者として実行]を選択します。初めて起動した時、右のダイアログが表示されるので[アメリカ]を選択します。
■ ApacheとMariaDBの[Service]のチェック(赤い×印)をクリックします。 (この直後に、ファイアウォールの画面が出たら[アクセスを許可する]をクリックして下さい。)
チェックが無効状態になっている場合はUACが働いて使用が制限されています。管理者権限で起動してもこの状態が改善されない場合は、XAMPPのインストール方法を再検討するか、サービスの手動登録を参照して下さい。
■ [Service]のチェックが有効になったらサービス登録は完了です。
(この段階ではまだ、ApacheとMariaDBは起動していません)
■ ApacheとMariaDBの[Actions]の[Start]ボタンををクリックします。
■ 起動が成功すると[PID(s)]と[Port(s)]が表示され[Start]ボタンが[Stop]ボタンに変わります。 (起動と停止は、サービス登録とは無関係に実行できます)
ApacheとMySQLのサービス登録を行うと、PC起動時にApacheとMySQLが自動的に起動するようになり、起動/停止/再起動は[コンピュータの管理>サービスとアプリケーション]から行うことができるようになるので、インストールより後では、XAMPPのコントロールパネルを時使用する必要はなくなります。
サービスの手動登録については、XAMPP 7.2のインストール サービスの手動登録を参照してください。