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--- centos:journalctl [2020/05/28 12:04]
y2sunlight [ユースケース]
+++ centos:journalctl [2020/06/01 21:07] (現在)
y2sunlight [journalctlコマンド]
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 ====== journalctlコマンド ======
-CentOS7.2
+Version CentOS 7.2
  --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2020-05-28//
-[[centos:top|CentOSに戻る]]
+[[centos:top|CentOS パッケージ管理に戻る]]
-journald は CentOS7から標準的に提供されるログ管理のサービスです。正式名称は、systemd-journald.service です。RHEL7/CentOS7では、従来の rsyslogd も並行して稼働していますが、Fedora20では、もはや rsyslogd は動いておらず、システムログ管理は、journald に完全移行していますjournald によって以下のようなログが収集され Journal(データベース) として保存されています。
+journald は CentOS7から標準的に提供されるログ管理のサービスです。正式名称は、systemd-journald.service です。RHEL7/CentOS7では、従来の rsyslogd も並行して稼働していますが、Fedora20では、もはや rsyslogd は動いておらず、システムログ管理は、journald に完全移行しています。journald によって以下のようなログが収集され Journal(データベース) として保存されています。
   * systemdサービスの標準出力／標準エラー出力
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 これらのログを表示するには journalctl コマンドが利用されます。サーバーで発生する障害の調査にはログの存在は欠かせません。以下では実際によく使う journalctl の利用例を紹介します。
-CentOSのバージョン
+関連記事
-  * CentOS 7.2
+  * [[centos:package|CentOS パッケージ管理の基礎知識]]
+  * [[centos:yum|yum --- パッケージ管理システム]]
+  * [[centos:systemctl|systemctl --- サービスの操作]]
+  * journalctl --- ログの操作
+  * [[centos:firewall-cmd|firewall-cmd --- ファイアウォールの操作]]
 リンク
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-===== ユースケース =====
+===== journalctlのユースケース =====
-{{fa>question-circle}}ログを見たいが何をしたらいいか分からない
+{{fa>question-circle}}とりあえずログが見たい
 <code>
-journalctl     # ログが大量に表示されるかもしれない
+journalctl                 # lessにパイプ
-journalctl -h  # とりあえずHELP
+journalctl -l --no-pager   # lessがいらないとき（-lをつけないと画面の右端でカットされる。）
 </code>
+{{fa>question-circle}}最新のログが見たい
+<code>
+journalctl -e   # 最新のログ
+journalctl -f   # Tailライク
+</code>
+{{fa>question-circle}}種類のログが見たい
+<code>
+journalctl -k   # カーネルログ
+journalctl -b   # ブートログ
+</code>
+{{fa>question-circle}}レベルのログが見たい
+<code>
+journalctl -p err      # エラーだけ
+journalctl -p warning  # 警告だけ
+</code>
+{{fa>question-circle}}サービスのログが見たい
+<code>
+journalctl -u httpd   # httpdだけ
+journalctl -u mariadb # mariadbだけ
+</code>
+{{fa>question-circle}}期間のログが見たい
+<code>
+journalctl --since=today       # 今日から
+journalctl --until=yesterday   # 昨日まで
+journalctl --since="2020-05-01" --until="2020-05-02"  #2020-05-01 ～ 2020-05-02
+</code>
+\\

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