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github:email

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github:email [2020/06/20 17:47]
y2sunlight 作成
github:email [2020/07/03 14:48] (現在)
y2sunlight [GitHub メールの設定]
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-> 編集中 
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------ 
- 
 ====== GitHub メールの設定 ====== ====== GitHub メールの設定 ======
  --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2020-06-19//  --- //[[http://www.y2sunlight.com|y2sunlight]] 2020-06-19//
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 本章は、GitHubのメールの設定について説明します。 本章は、GitHubのメールの設定について説明します。
  
-> TODO:+GitHubでは、コミットで使用されるにメールアドレス(以降、これをコミットメールアドレスと呼びます)を使ってGitHubアカウントに関連づけます。従ってこの関連付けがないとコミットが[[github:top#コントリビューション|コントリビューション]]としてカウントされません。 
 + 
 +但し、この関連付けには1つ問題があります。Gitクライアントでコミットした内容をプッシュすると、公開リポジトリではコミット履歴が公開されているので、結果的にメールアドレスが公開されてしまいます。このコミットメールアドレスをプライベート(非公開)にしたい場合は、GitHubが提供する no-reply メールアドレスをコミットメールアドレスとして使うことができます。詳しくは[[https://help.github.com/ja/github/setting-up-and-managing-your-github-user-account/setting-your-commit-email-address|GitHubヘルプ]]を参照して下さい。 
 + 
 +> GitHubアカウントに関連づけられているアドレスは「プライマリーメールアドレス」と呼ばれています。デフォルトではサインアップで設定したメールアドレスがプライマリーメールアドレスになり、プライベート(非公開)に設定されています。 
 + 
 +本編では、コミットメールアドレスを公開用のアドレスとして設定します。この方針に従い、コミットメールアドレスを追加し、合わせてプロフィールで公開するメールアドレスも別に追加します。また、バックアップメールアドレスの設定についても言及します。
  
 関連記事 関連記事
行 17: 行 19:
   * GitHub メールの設定   * GitHub メールの設定
   * [[github:profile|GitHub プロフィールの設定]]   * [[github:profile|GitHub プロフィールの設定]]
-  * [[github:basic|GitHub リポジトリの基本操作]]+  * [[github:basic|GitHub Eclipseによるリポジトリの基本操作]] 
 +  * [[github:branch|GitHub Eclipseによるブランチの操作]] 
 +  * [[github:release|GitHub タグとリリースの作成]]
   * [[github:collaborator|GitHub コラボレータの招待]]   * [[github:collaborator|GitHub コラボレータの招待]]
-  * [[github:public|GitHub コードの公開]]+  * [[github:publish|GitHub ソースコードの公開]]
  
 リンク リンク
   * https://github.com/ --- GitHubの本家   * https://github.com/ --- GitHubの本家
-  * [[https://help.github.com/ja/github/setting-up-and-managing-your-github-profile|GitHub プロフィールの設定と管理]] --- GitHubヘルプより+  * [[https://help.github.com/ja/github/setting-up-and-managing-your-github-user-account/managing-email-preferences|GitHub ールプリファレンスの管理]] --- GitHubヘルプより
  
 ---- ----
 +
 +===== コミットメールアドレス =====
 +
 +==== メールアドレスの追加 ====
 +
 +画面右上の[アイコン]メニューから[Settings]を選択した後、[Personal settings]の[Emails]を選択します。
 +
 +[{{:github:email:github-email01.png?nolink|}}]
 +■ [Add email addres]にメールアドレスを入れて[Add]ボタンを押して下さい。\\ 
 +■ 途中でパスワードの要求されたら、その時は指示に従って下さい。\\ 
 +■ 以下の画面が表示され、GitHubから認証用のメールが送信されます。
 +<div indent>
 +[{{:github:email:github-email02.png?nolink|}}]
 +</div>
 +
 +GitHubからの以下のようなメールが到着します。
 +
 +[{{:github:email:github-email03.png?nolink|}}]
 +■ [Verify email address]を押して下さい。
 +
 +[{{:github:email:github-email04.png?nolink|}}]
 +■ この画面が表示されるとメール認証は完了です。\\ 
 +■ もう一度の[Personal setting]の[Emails]画面に戻って、画面を更新して下さい。
 +<div indent>
 +Unverufiedの文字が消え、認証されているのが分かります。
 +[{{:github:email:github-email05.png?nolink|}}]
 +</div>
 +
 +\\
 +
 +==== プライマリーアドレスの変更 ====
 +
 +引き続き [Personal settings]の[Emails]画面で操作します。
 +
 +[{{:github:email:github-email06.png?nolink|}}]
 +■ [Primary email address]で、上で追加したコミットメールアドレスを選択します。\\ 
 +■ [Save]ボタンを押して下さい。
 +<div indent><div indent>
 +コミットメールアドレスが ''primary'' に設定されます。
 +[{{:github:email:github-email07.png?nolink|}}]
 +</div></div>
 +
 +\\
 +
 +==== メールアドレスを公開にする ====
 +
 +引き続き [Personal settings]の[Emails]画面で操作します。
 +
 +[{{:github:email:github-email08.png?nolink|}}]
 +■ [Keep my email addresses private]のチェックを外します。\\ 
 +<div indent>
 +メールアドレスが全て ''Visible in emails'' に設定されます。
 +[{{:github:email:github-email09.png?nolink|}}]
 +</div>
 +
 +> メールアドレスをプライベート(非公開)にしたい場合は、チェックを外さないで下さい。この時、コミットメールアドレスは、GitHubが提供する no-reply メールアドレスを使用して下さい。詳しくは[[https://help.github.com/ja/github/setting-up-and-managing-your-github-user-account/setting-your-commit-email-address|GitHubヘルプ]]を参照して下さい。
 +
 +\\
 +
 +==== Gitクライアントの設定 ====
 +
 +GitHubで設定したプライマリメールアドレス(コミットメールアドレス)とGitクライアントのメールアドレスは同じにしておく必要があります。この設定をしないとGitHubの[[github:top#コントリビューション|コントリビューション]]として扱われなくなります。
 +
 +全てのリポジトリに対してGitHubのコミットメールアドレスを指定する場合:
 +<code sh>
 +git config --global user.email "email@example.com"
 +</code>
 +
 +リポジトリ毎にGitHubのコミットメールアドレスを指定する場合は、リポジトリのフォルダ(通常はプロジェクトフォルダ)にカレントディレクトリを変更して:
 +<code sh>
 +git config user.email "email@example.com"
 +</code>
 +
 +尚、メールアドレスをプライベート(非公開)に設定している場合は、GitクライアントのメールアドレスにGitHubが提供する no-reply メールアドレスを使うことができます。
 +
 +\\
 +
 +===== プロフィール公開用のメールアドレス =====
 +
 +プロフィール画面で公開するメールアドレスを追加します。設定方法は上述したコミットメールアドレスの「[[#メールアドレスの追加]]」と同じです
 +
 +プロフィール画面でメールアドレスを公開しない場合はこの操作は不要です。また、コミットメールアドレスをプロフィール画面で公開することもできます。必要に応じて設定を変えて下さい。
 +
 +\\
 +
 +===== バックアップメールアドレス =====
 +
 +画面右上の[アイコン]メニューから[Settings]を選択した後、[Personal settings]の[Emails]を選択します。
 +
 +[Backup email addres]には、デフォルトで[Allow all verified emais]が選択されています。この設定で問題ない場合は、特に変更する必要はありません。
 +
 +  * [Allow all verified emails] --- 全ての認証済メールアドレスに送信されます。
 +  * [Only allow primary email] --- プライマリーメールアドレスにだけ送信されます。
 +  * [ {メールアドレス} ] --- プライマリーメールアドレスと選択したメールアドレスに送信されます。
 +
 +[{{:github:email:github-email10.png?nolink|}}]
 +■ 必要に応じてメールアドレスを選択し、[Save]ボタンを押して下さい。
 +
 +\\
  
github/email.1592642873.txt.gz · 最終更新: 2020/06/20 17:47 by y2sunlight