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mariadb:10.4:server-info [2020/10/20 14:35] y2sunlight [テーブルに関する情報] |
mariadb:10.4:server-info [2020/11/20 09:57] y2sunlight |
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行 1: | 行 1: | ||
====== MariaDB10.4 サーバ情報の取得 ====== | ====== MariaDB10.4 サーバ情報の取得 ====== | ||
+ | phpMyAdmin 4.9.0.1 (MariaDB 10.4.6) | ||
+ | |||
--- // | --- // | ||
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関連記事 | 関連記事 | ||
- | * [[xampp: | ||
* [[mariadb: | * [[mariadb: | ||
* [[mariadb: | * [[mariadb: | ||
行 12: | 行 13: | ||
* [[mariadb: | * [[mariadb: | ||
- | 以下「MySQL」は「MariaDB」に読み替えて下さい | + | 以下「MySQL」は「MariaDB」に読み替えて下さい。 |
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- | 前の「システム変数の参照と変更」ではSHOW VARIABLESを使ってシステム変数を参照しましたが、SHOW文にはこれ以外にもサーバに関するいろいろな情報を提供する形式があります。以下では、トランザクションに関係するストレージエンジン(テーブルタイプ)や文字セット関連のサーバ情報を取得してみます。 | + | ===== 概要 ===== |
+ | |||
+ | 前の | ||
尚、SHOW文については以下を参照して下さい。 | 尚、SHOW文については以下を参照して下さい。 | ||
行 22: | 行 25: | ||
> https:// | > https:// | ||
- | ==== ストレージエンジンに関する情報 ==== | + | \\ |
+ | |||
+ | ===== ストレージエンジンに関する情報 | ||
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 34: | 行 39: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
[{{: | [{{: | ||
- | SHOW ENGINESはストレージエンジンに関する情報を表示します。この表示から、InnoDBがデフォルトのストレージエンジンである事が分かります。デフォルトのストレージエンジンは、CREATE TABLEで使用されるデフォルトのテーブルタイプです。本編では、サーバオプションファイル(my.ini)のmysqldセクション中でデフォルトのストレージエンジンを指定しています。 | + | SHOW ENGINESはストレージエンジンに関する情報を表示します。この表示から、InnoDBがデフォルトのストレージエンジンである事が分かります。デフォルトのストレージエンジンは、CREATE TABLEで使用されるデフォルトのテーブルタイプです。デフォルトのストレージエンジンは、サーバオプションファイル(my.ini)のmysqldセクション中で変更することができます。 |
- | <code ini> | + | {{fa> |
- | default-storage-engine=InnoDB | + | < |
+ | [mysqld] | ||
+ | default-storage-engine=Aria | ||
</ | </ | ||
行 56: | 行 63: | ||
</ | </ | ||
- | ==== 文字セットに関する情報 ==== | + | \\ |
+ | |||
+ | ===== 文字セットに関する情報 | ||
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 68: | 行 77: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
[{{: | [{{: | ||
- | SHOW CHARACTER SETは全ての利用可能な文字セットを表示します。Charsetカラムは文字セット名です。漢字コードを指定するのに特に興味有る文字セット名はutf8/ | + | SHOW CHARACTER SETは全ての利用可能な文字セットを表示します。Charsetカラムは文字セット名です。漢字コードを指定するのに特に興味有る文字セット名はutf8mb4/utf8/ |
Default collationカラムはデフォルトの照合順序名です。照合順序(collation)とは文字を比較する場合の順序付け規則の事です。各文字セットにはデフォルトの照合順序があります。 | Default collationカラムはデフォルトの照合順序名です。照合順序(collation)とは文字を比較する場合の順序付け規則の事です。各文字セットにはデフォルトの照合順序があります。 | ||
行 78: | 行 87: | ||
Maxlenカラムは1文字を格納するに要する最大のバイト数を表しています。 | Maxlenカラムは1文字を格納するに要する最大のバイト数を表しています。 | ||
- | ==== データベースに関する情報 ==== | + | ==== UTF8について ==== |
+ | |||
+ | 近年、Webプログラミングでは UTF8 を使用することが増えています。UTF8 の文字コードは次の2種類があります。 | ||
+ | |||
+ | * '' | ||
+ | * '' | ||
+ | |||
+ | utf8は、'' | ||
+ | |||
+ | UTF8 の代表的な照合順序には、以下のものがあります。 | ||
+ | |||
+ | * utf8_bin --- バイナリ照合。文字コードが一致した場合のみマッチ。 | ||
+ | * utf8_general_ci --- 大文字・小文字を区別しない(半角同士 及び 全角同士) | ||
+ | * utf8_unicode_ci --- 大文字・小文字、半角・全角、ひらがな・カタカナ、拗音/ | ||
+ | * utf8mb4_general_ci --- utf8_general_ci と同じ。 | ||
+ | * utf8mb4_unicode_ci --- utf8_unicode_ci と同じ。 | ||
+ | |||
+ | > '' | ||
+ | |||
+ | \\ | ||
+ | |||
+ | ===== データベースに関する情報 | ||
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 91: | 行 121: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果=== |
[{{: | [{{: | ||
行 100: | 行 131: | ||
</ | </ | ||
- | ==== テーブルに関する情報 ==== | + | \\ |
+ | |||
+ | ===== テーブルに関する情報 | ||
ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ブラウザからサンプルプログラム(sqlfile.php)を実行します。 | ||
行 123: | 行 156: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
[{{: | [{{: | ||
行 160: | 行 194: | ||
</ | </ | ||
- | 実行結果 | + | === 実行結果 |
[{{: | [{{: | ||
テーブル作成時のオプション(ENGINとDEFAULT CHARSET)は、ストレージエンジンがInnoDB、文字セットがutf8になり、全てデフォルト値が有効になっています。 | テーブル作成時のオプション(ENGINとDEFAULT CHARSET)は、ストレージエンジンがInnoDB、文字セットがutf8になり、全てデフォルト値が有効になっています。 | ||
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