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wsl2:centos7

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wsl2:centos7 [2020/12/15 11:30]
y2sunlight [登録解除]
wsl2:centos7 [2020/12/24 09:45] (現在)
y2sunlight [WSL2 CentOS7のインストール]
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   * [[wsl2:install|WSL2 インストール]]   * [[wsl2:install|WSL2 インストール]]
-  * [[wsl2:interop|WSL2 LinuxとのWindowsの相互運用性]] 
   * [[wsl2:command|WSL2 コマンドリファレンス]]   * [[wsl2:command|WSL2 コマンドリファレンス]]
 +  * [[wsl2:interop|WSL2 LinuxとのWindowsの相互運用性]]
   * [[wsl2:clone|WSL2 ディストリビューションの複製]]   * [[wsl2:clone|WSL2 ディストリビューションの複製]]
   * [[wsl2:terminal|Windows ターミナル]]   * [[wsl2:terminal|Windows ターミナル]]
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 このコマンドには、実行の確認がないので、注意して下さい。実行されると直ぐに、登録解除され、CentOS のイメージは削除されてしまいます。 このコマンドには、実行の確認がないので、注意して下さい。実行されると直ぐに、登録解除され、CentOS のイメージは削除されてしまいます。
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 +\\
 +
 +===== この後について =====
 +
 +本章では、この後に、Apache と Docker を CentOS7 で動作させる予定でした。しかし、いざ向き合ってみると systemctl が正常に起動しないという問題に出くわしました:
 +
 +<code bash>
 +# systemctl status httpd
 +Failed to get D-Bus connection: Operation not permitted
 +</code>
 +
 +この問題の原因は、WSL2がLinuxのブートシーケンスの中で、初期プロセス(''プロセスID = 1'')を ''Systemd'' でなくて、''SysV init'' を使っていることに起因します。従って、この問題の解決には2つの方法があります:
 +
 +  - systemctl を Systemd に依存しないものに置き換える
 +  - 初期プロセス を ''Systemd'' に置き換える
 +
 +この問題の解決方法についは、ネットのいろいろなサイトで説明されていますが、筆者としては、「ここまでしてCentOSで構築する必要があるのか」という疑問が湧いてきました。
 +
 +従って、開発環境の一部としてWSL2を利用するという観点では、現時点で、Ubuntu を利用し CentOS は用いないというのが筆者の結論です。しかし、CentOS などの RedHat系Linuxは、運用で実績も多く、開発環境と同じ運用環境を使用したいニーズもあると思いますので、今後も、WSL2でのCentOSの導入に関しては注視することにしたいと思っています。 
  
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wsl2/centos7.1607999431.txt.gz · 最終更新: 2020/12/15 11:30 by y2sunlight