Category:無題 2006-10-11

桐一葉、落ちて天下の秋を知る

今月の末で、新しい家に引っ越して丁度5年になります。 5年も経つと「住みか」にも慣れ、変化のない景色ばかり見ています。 先日、庭先で「ドサー」という大きな音がしました。その時は分からなかったのですが、 後で、それが「柿の実」が落ちた音だと分かりました。

2回目にその音を聞いた時、ふと、ある故事を思い出しました。

「桐一葉、落ちて天下の秋を知る」

本当は、とっくに秋なのに、最近余裕がなくて、まったく「秋」を実感していませんでした。

桐は、他の木よりも早く葉を落とす落葉樹で、秋の始めに葉が落ちます。 そんな事から、小さな出来事で大きな状況の変化を知るたとえに良く使われます。 折りしも、NHKの「功名が辻」では、豊臣家の衰亡が間近ですが「桐」は豊臣家の家紋です。 豊臣家の衰亡の前夜をえがいた戯曲「桐一葉」は坪内逍遥の名作でもあります。

ふとした事で季節を感じる瞬間があります。

  • ファインダーから見た紅葉の赤
  • 庭先で聞く柿の落ちる音
  • 散歩中の金木犀(キンモクセイ)の匂い
  • 自家製の無花果(イチジク)ジャムの素朴な味
  • 道端に落ちた銀杏の実を踏んだ瞬間

秋は五感で感じる事のできる季節です。

私的な事ですが、10月から個人事務所を開業しました。ソフトウェアの設計・教育・実装を営業品目にしています。 夏から秋にかけて開業準備でホームページの更新が滞ってしまいました。どんな状況に置かれても、季節を感じる余裕は心のどこかに持っていたいと思っています。そのためにも「プログラマーの朝礼」は今後も続けて行きます。読者の方々には、今後とも宜しくお願いします。


  • 個人事務所の名前教えて下さい HPありますか?よろしく -- 読者 2006-10-19 08:30:56 (木)
    • 当サイトは営利目的のサイトではありませんので「お問合せ」からメールにてご質問下さいませ。宜しくお願いします。 -- y2sunlight 2006-10-19 08:34:34 (木)
  • 送信エラーが発生しています。。。どうすれば? -- 読者 2006-10-20 10:55:21 (金)

最終更新のRSS Last-modified: Wed, 12 May 2010 08:57:58 JST (2632d)