2005-05-23

MySQL Query Browser

MySQL Query Browserはクエリ作成及び実行用のGCIツールです。テーブルの作成/変更/削除や、テーブルデータの編集をグラフィカルに行う事もできます。MySQL Query BrowserはMySQLサーバ 4.0以上で作動するように設計されています。

簡単な使用例

以下では、MySQL Query Browserを使ってテーブルの作成/編集を行う簡単な使用例を紹介します。例題で使用するユーザとテーブルは次の通りです。

[ユーザ] sunlight

ユーザsunlightは、データベース[test]と[test2]に対して全てのユーザ権限を持っています。データベース及びユーザの作成方法については「MySQL Administrator」を参照して下さい。

[テーブル] syainn

例題では、テーブルsyainnをデータベース[test2]の中に作成します。

主キーカラム名属性
 ○ syain_noint(10)NOT NULL
syain_namevarchar(50)
bumonn_noint(10)


MySQLへの接続

スタートメニューから[プログラム][MySQL][MySQL Query Browser]をクリックすると 、接続ダイアログが開きます。

query-login.gif

接続先のホスト/ポート番号、ユーザ名/パスワード、既定のデータベースを入力して[OK]ボタンを押します。接続先を登録するには[Stored Connection]横の[...]ボタンを押します。

MySQL Query Browserの概観

query-main.gif

MySQL Query Browserのメインウインドウはいくつかのセクションで構成されています。

[Query Toolbar]

クエリを編集するテキストボックス(クエリエリア)と、[Execute]ボタンなどがあります。

[Advanced Toolbar]

トランザクションボタン(Start/Commit/Rollback)、クエリ管理ボタン(Explain/Compare)、クエリ作成を支援するボタン(Select/From/Where/Group/Having/Order/Set)があります。

[Explain]ボタンは作成したクエリのEXPLAIN(クエリを最適化するのに必要な情報)を表示します。[Compare]ボタンは2つのクエリの実行結果を比較する場合に使用します。

スクリプトを編集している場合(スクリプトエディタ使用の場合)、[Advanced Toolbar]には、スクリプトデバッグボタン(Execute/Continue/StepOverなど)が表示されます。

[Result Area]

クエリの実行結果を表示します。複数の実行結果タブを表示する事ができます。また、1つのタブ内を分割して複数の実行結果を表示する事もできます。タブ内に2つの実行結果がある場合、[Compare]ボタンで実行結果を比較する事ができます。

[File]メニューの[New Script Tab]または[Open Script]を選択するとスクリプトエディタが開きます。スクリプトエディタがアクティブになると[Advanced Toolbar]にはスクリプトデバッグボタンが表示されます。

[Object Browser]

利用できるデータベースが表示されています。各データベースの下にはテーブルとカラムが階層的にぶら下がっています。データベースをダブルクリックすると既定のデータベースを変更する事ができます。テーブルやカラムのアイコンは[Advanced Toolbar]と連動してクエリの作成を支援します。

[Information Browser]

SQLステートメントや組み込み関数の使用法に関する情報を表示します。

詳細な操作方法は[Help]メニュー、または以下のURLを参照して下さい。

http://dev.mysql.com/doc/query-browser/en/index.html

データベースの選択

まず、[Object Browser]を使ってテーブル作成で使用するデータベースを選択します。

query-use01.gif

[Object Browser]にはユーザsunlightで使用できるデータベースが表示されています。ここでは[test2]に新しいテーブルを作ります。[test2]をダブルクリックして既定のデータベースを変更して下さい。既定のデータベースはボルド表示されています。

テーブルの作成

[Object Browser]を使って新しいテーブルを作成する事もできますが、ここではスクリプトエディタを使用してテーブルを作成する事にします。[File]メニューの[New Script Tab]を選択すると新しいスクリプトが開きます。

query-use02.gif

以下のスクリプトを入力します。

DROP TABLE IF EXISTS syain;
CREATE TABLE syain (
  syain_no int(10) NOT NULL,
  syain_name varchar(50),
  bumonn_no int(10),
  PRIMARY KEY (syain_no)
);

[Advanced Toolbar]の[Execute]ボタンを押して下さい。[Object Browser]を見ると[syain]テーブルができています。

query-use03.gif

ここでは[Execute]ボタンを使ってスクリプトを実行しましたが、[StepOver]ボタンを使ってスクリプトをステップ実行する事もできます。また、スクリプトにブレークポイントを設定する事もできます。これらの機能は長いスクリプトをデバッグするのに大変便利な機能です。

テーブルの編集

[Object Browser]中の[syain]テーブルをダブルクリックすると、[Query Toolbar]中のクエリエリアにselect文が自動生成されます。

query-use04.gif

続いて、[Execute]ボタンを押すと[Result Area]に空の検索結果が表示されます。

query-use05.gif

[Result Area]下の[Edit]ボタンを押すとテーブルデータが編集できるよう(エディットモード)になります。
※ このデータ編集機能は、単一テーブルによる検索結果で行の特定ができる場合に限られます。

query-use06.gif

データ編集終了後は[Apply Changes]ボタンを押します。編集をキャンセルする場合は[Discard Changes]を使います。

エディットモード使用時、マウスを右クリックすると操作メニューがポップアップします。以下に、データ編集でよく使う操作メニューを挙げて置きます。

データ編集でよく使う操作メニュー:

[Add Row]新しい行を追加します
[Delete Row(s)]選択している行を削除します
[Copy Row Values]選択している行をクリップボードにコピーします
[Load Field Content]選択しているフィールドの内容をファイルから読み込みます
[Save Field Content]選択しているフィールドの内容をファイルに保存します
[Copy Field Content]選択しているフィールドの内容をクリップボードにコピーします
[Clear Field Content]選択しているフィールドの内容をクリア(NULL値に設定)します
[View Field in Popup Editor]選択しているフィールドの内容をフィールドビュアで表示します
複数行に及ぶテキストを参照する場合に便利です
[Edit Field in Popup Editor]選択しているフィールドの内容をフィールドビュアで編集できます
複数行に及ぶテキストを編集する場合に便利です




最終更新のRSS Last-modified: Mon, 23 May 2005 13:32:04 JST (4561d)